South Africa

南アフリカは、アフリカ最大の経済大国である。アフリカ唯一のG20参加国であり、2010年には史上初めてアフリカ大陸でサッカーのワールドカップを開催している。南アフリカは、プレトリア(ツワネ – 行政府)、ケープタウン(国会)、ブルームフォンテーン(マンガウング – 最高裁判所)と、首都機能を3都市に分散しており、ブルームフォンテーンは南アフリカの司法首都である。


プレトリア(アフリカーンス語・Pretoria)は、南アフリカ共和国ハウテン州北西部のツワネ市都市圏にある地区。同国の大統領官邸を始めとする行政府が立地し、対外的には当地が南アフリカ共和国の首都(行政首都)と認識されている。アフリカ有数の世界都市であり、アフリカ最大の経済大国、南アフリカ共和国の政治的な中心都市の一つであり、各国の大使館も多くが当地区に建てられているためアフリカでも最重要な部類に位置付けられる都市である。

ケープタウン( Cape Town)は、南アフリカ共和国西ケープ州に位置する都市である。立法府所在地で、同州の州都、アフリカ有数の世界都市である。テーブル湾に面する同市はその港が有名であるとともに、世界的に有名なテーブルマウンテンや喜望峰などを含んだケープ草原(en:Cape floral kingdom)のなかにある。

ケープタウンはもともと東アフリカ・インド・東アジア貿易に携わるオランダ船の食料基地として建設されており、それはスエズ運河が1869年に建設される200年以上も前のことであった。ヤン・ファン・リーベックが1652年4月6日に到着して南アフリカで初めてのヨーロッパ植民地を設立するのであるが、ケープタウンは急速に成長してヨーロッパ初の前哨基地(キャッスル・オブ・グッドホープ)という元々の目的を超えてしまった。ヨハネスブルグやダーバンが成長するまでは南アフリカ最大の都市であったのである。また南アフリカに初めて白人が入植した土地であり、のちの内陸部へのすべての開拓の起点ともなった。そのため、南アフリカの白人からは「マザー・シティー」(母なる都市)との愛称で呼ばれる。ケープタウンはフランスのニースやイスラエルのハイファと姉妹都市となっている。

ブルームフォンテーン(アフリカーンス語・Bloemfontein)は、南アフリカ共和国の中部フリーステイト州モテオ郡マンガウング地方自治体に位置する地区である。 ー information from Wikipedia